行動変容法入門

  
レイモンド・G・ミルテンバーガー 著
園山繁樹/野呂文行/渡部匡隆/大石幸二 訳

行動変容法あるいは応用行動分析学はますますその応用範囲を広げている。科学的に実証された基本原理があるからである。本書は将来、その技法を役立てていただける人のために書かれた。

B5判・504ページ 定価3,780[本体3,600円+税]
ISBN 4-86108-025-8 C3011 ¥3600E
2006. 1. 25  第1版 第1刷

目  次


日本語版への序

1 行動変容法入門
    人間の行動の定義
    行動の例
    行動変容法の定義
    行動変容法の特徴
    行動変容法のルーツ
    応用領域
    本書の構成
2 行動の観察と記録
    標的行動の定義
    記録の方法
    記録方法の決定
    記録用具の準備
    反応性
    観察者間信頼性
3 行動の測定とグラフ化
    グラフの要素
    行動データのグラフ化
    行動のさまざまな次元のグラフ化
    研究計画法
4 強化
    強化の定義
    正の強化と負の強化
    逃避行動と回避行動
    無条件性強化子と条件性強化子
    強化効果に影響を及ぼす要因
    強化スケジュール
    行動のさまざまな次元の強化
    並立強化スケジュール
5 消去
    消去の定義
    消去バースト
    自発的回復
    消去手続きのバリエーション
    消去に関するよくある誤解
    消去に影響を及ぼす要因
6 弱化
    弱化の定義
    弱化に関するよくある誤解
    正の弱化と負の弱化
    無条件性弱化子と条件性弱化子
    強化と弱化の比較
    弱化の効力に影響を及ぼす要因
    弱化に関する問題点
7 刺激性制御:弁別と般化
    刺激性制御の例
    刺激性制御の定義
    刺激性制御の確立:刺激弁別訓練
    三項随伴性
    刺激性制御に関する研究
    般化
    般化の例
8 レスポンデント条件づけ
    レスポンデント条件づけの例
    レスポンデント条件づけの定義
    CSとURのタイミング
    高次条件づけ
    条件性情動反応
    レスポンデント行動の弁別と般化
    レスポンデント条件づけに影響を与える要因
    スポンデント条件づけと行動変容法
9 シェイピング
    シェイピングの例:子どもに言葉を教える
    シェイピングの定義
    シェイピングの応用
    シェイピングに関する研究
    シェイピングの応用
    問題行動のシェイピング
10 プロンプトと刺激性制御の転移
    プロンプト・フェイディングの例:リトルリーグ選手の打撃指導
    プロンプトとは何か
    フェイディングとは何か
    プロンプトのタイプ
    刺激性制御の転移
    プロンプトと刺激性制御の転移の応用
11 チェイニング
    行動連鎖の例
    刺激-反応連鎖の分析
    課題分析
    逆行チェイニング
    順行チェイニング
    全課題提示法
    行動連鎖のその他の指導方法
    チェイニングの応用方法
12 行動的スキル訓練
    行動的スキル訓練の例
    行動的スキル訓練の要素
    般化の促進
    行動的スキル訓練と三項随伴性
    集団での行動的スキル訓練
    行動的スキル訓練の応用
13 機能的アセスメントによる問題行動の理解
    機能的アセスメントの例
    機能的アセスメントの定義
    問題行動の機能
    機能的アセスメントの方法
    機能的分析に関する研究
    機能的アセスメントの進め方
14 消去の応用
    ウィリーの事例
    問題行動を減らすための消去の応用
    消去手続きを実施する前に強化スケジュールを検討する
    望ましい代替行動を強化する
    般化と維持を促進する
    消去の効果に関する研究
15 分化強化
    代替行動分化強化
    他行動分化強化
    低頻度行動分化強化
16 先行子操作
    先行子操作の例
    先行子操作の定義
    先行子操作に関する研究
    先行子操作の実施手順
17 弱化の応用:タイムアウトとレスポンスコスト
    タイムアウト
    レスポンスコスト
18 正の弱化手続きと弱化に関する倫理的問題
    嫌悪的活動の応用
    嫌悪刺激の提示
    正の弱化:最後の選択肢
    正の弱化を応用する際の留意事項
    弱化の倫理的問題
19 般化の促進
    般化計画の例
    般化の定義
    行動変化の般化を促進する方略
20 自己管理
    自己管理の例
    自己管理の問題
    自己管理の定義
    自己管理のタイプ
    自己管理計画のステップ
21 習慣逆転法
    習癖行動の例
    習癖行動の定義
    習慣逆転法
    習慣逆転法の応用
    習慣逆転法が有効なのはなぜか
    習癖障害の治療法
22 トークンエコノミー
    サミーのリハビリテーション
    トークンエコノミーの定義
    トークンエコノミーの応用
    トークンエコノミーの応用
    トークンエコノミーの長所と短所
23 行動契約
    行動契約の例
    行動契約の定義
    行動契約の構成要素
    行動契約のタイプ
    行動契約における交渉
    行動契約はなぜ行動に影響を及ぼすか
    行動契約の応用
24 恐怖と不安を軽減する方法
    恐怖と不安の軽減の例
    恐怖と不安の問題の定義
    恐怖や不安を軽減する方法
    臨床的問題
25 認知行動変容法
    認知行動変容法の例
    認知行動変容法の定義
    認知行動変容法の技法
    臨床的問題

用語解説
文献
索引
訳者あとがき
訳者紹介



日本語版への序


 このたび、拙著Behavior Modification: Principles and Proceduresが、園山繁樹教授のグループによって日本の皆さんに紹介されることを心からうれしく思います。日本語に翻訳されることによって、日本の地で応用行動分析学に関心をもつ大学生や大学院生、そしてすでに関連領域で専門職として働いている人たちに、私の著書が身近なものになることを願っています。
 行動変容法あるいは応用行動分析学は、今日、さまざまな人、さまざまな場面、さまざまな行動に対して応用され、ますますその応用範囲が広がっています。応用行動分析学が有効な対象や領域としては、自閉症、知的障害、教育、リハビリテーション、ビジネス、産業分野などがすでに知られていますが、実際にはそれらに限定されるものではありません。応用行動分析学は人間の行動に関わるあらゆる領域に応用することができます。近年の新しい研究によって、応用行動分析学が有効な領域はますます広がっています。応用行動分析学の有効性が高く評価され、さまざまな領域で用いられているのは、その方法論の基礎に、過去70年間に行動科学者によって明らかにされた科学的に実証された基本原理があるからです。B・F・スキナーによる独創的な研究を出発点にして、多くの基礎領域の研究者が人間や動物の行動を支配している重要な原理を明らかにしてきました。また応用領域の研究者は、それらの原理が人間の行動を変えるために有効な方法論として利用できることを示してきました。
 本書は、基本的には、学生や院生のための教科書として書き下ろしたものです。最初に、行動を記録したり、行動の変化を測定する手続きを紹介しました。その後、行動の基本原理を紹介し、人間の行動を変えるためにそれらの原理をどのように応用するか、その手続きを解説しました。また、応用行動分析学の最近の研究を紹介するとともに、その研究で用いられた手続きの応用方法が分かりやすくなるよう、具体的な問題を取り上げてその手続きを解説するようにしました。 さらに、読者の学習を助ける目的で、それぞれの章末に、「まとめ」「練習問題」「応用」「間違った応用」の欄を設けています。これらの欄は読者自身が、その章の内容の学びを自分からさらに深めるためのものです。自分から学ぼうとする人は、ただ受け身だけの人よりも多くのことを学習するはずです。
 読者にはこの日本語版を通して行動変容法の原理と方法を学び、その学びのプロセスを楽しみ、将来はこの専門領域における同労者となってくれることを願っています。最後に、私の本を手に取っていただいたことを感謝します。

   2005年2月1日
   Raymond G. Miltenberger, Ph. D.


序  文
 
 本書の初版は、幸いにも大学の教員や学生から高い評価を受けることができた。その第2版となる本書では、初版の良い点を継承しつつ、その間に寄せられた貴重な意見を生かし、また行動変容法についての最新の研究成果を盛り込むようにした。
 本書の目的は初版と同じように、1つは行動変容法の基本となる原理を解説し、読者が人間の行動に環境事象がどのような影響を及ぼしているかをきちんと理解できるようにすることである。もう1つは行動変容法の技法や手続きを説明し、読者が人間の行動を変容する方法についての理解を深めてもらうことにある。本書には25章あるが、それぞれの章はそれほど長くなく、学習しやすいちょうど良い分量の情報(たとえば、1つの原理か1つの技法)を記載するようにした。本書は基本的には、「行動変容法」「応用行動分析学」「行動マネジメント」「行動修正」といった科目名で、標準的な1セメスターで教えるテキストとして使うことができる。
 内容的には入門レベルであり、行動変容法についてほとんど知らない読者でも、十分理解できるはずである。具体的には、大学2年生レベルを想定している。その他にも、教育、福祉、リハビリテーションなどの分野で働いている専門職で、実践現場で行動変容法を用いる必要のある人たちにも、十分役立つ参考書である。
 また、本書では性別の偏りがないようにも配慮し、取り上げた事例では男性と女性が半々になるようにした。

初版から受け継いだ本書の特徴

 本書の構成
 第1章では行動変容法について全般的な紹介をし、第2章と第3章では行動の記録、グラフ化、行動変化の測定方法を説明した。これらの知識は、第4章以降で述べることの基礎となる知識である。第4章から第8章では、レスポンデント行動とオペラント行動の基本原理を中心に説明した。これらの基本原理を応用したものが、その後に続く17の章である。そのうち、第9章から第12章では、新しい行動を形成する方法、第13章から第20章では、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす方法、第21章から第25章では、それ以外の行動変容法のうち重要な技法について解説した。

 原理と方法
 行動を変えるために開発されたさまざまな方法は、いずれも過去60年間に実験研究によって明らかにされた基本的な行動原理に基づいている。読者には、こうした基本原理を学んでから実際の方法について学んでもらいたいと考え、第4章から第8章でレスポンデント行動とオペラント行動の基礎にある諸原理について解説した。その後、第9章以降で、それらの基本原理を応用した行動変容法の諸技法を紹介している。

 日常生活事例
 どの章でも、原理や方法を日常生活をイメージして理解できるように、実際の例をできるだけ取り上げるようにした。具体的には、大学生の身近な例や、著者の臨床経験などから例を示した。

 研究事例
 日常生活の事例だけでなく、行動変容法の原理と方法について、重要な古典的研究や最新の研究も取り上げた。

 正しい応用の練習問題
 方法に関する章(第2章、第3章および第9~25章)では、各章の最後に、その方法の応用についての練習問題を載せた。まず日常生活の事例を紹介し、読者がその章で学んだことを参考にして答えるという形式にした。練習問題に答えることで、読者には学んだ方法をどのようにして実際の場面に応用するかが、理解しやすくなるはずである。

 間違った応用の練習問題
 正しい応用の練習問題の後に、間違った応用の練習問題を設けた。いずれも1つの事例を紹介し、その章で学んだ方法が応用されているが、応用の仕方が間違っているものである。読者はその事例を分析し、何が間違っているかを答える。この問題では、読者にその方法を応用する際に、慎重かつ批判的に考えることを求めている。

 ステップ・バイ・ステップ
 行動変容法の方法を説明した章では、その方法の実施の仕方をステップ・バイ・ステップの形で示し、理解しやすくした。

 学習のポイント
 各章の最初に、その章で学ぶ内容の要点を「学習のポイント」として枠囲みの形で示した。この枠囲みによって、読者はその章の内容をまとめやすくなる。

 自己点検のための事例
 基本原理に関する章(第4~7章)では、その章で説明した原理に関係する例を表の形で示した。その章の後半(あるいは次の章)に進んだとき、読者はもう一度その章を参照し、今学んでいる新しい知識を用いて、その表に示された事例のある側面を分析できるようにした。

 自己点検のための問題
 本文中の所々に、読者が自己点検できるような問題を設けた。問題は、その章で説明した知識を用いなければ正解できない問題である。問題に答えることで、読者はその章の内容をどれだけ理解したかをすぐに自己点検することができる。多くは、問題のすぐ下の文章の中に正解を示した。

 図
 重要な原理や方法については、研究論文を参考にして図で示すようにした。こうした図が理解できるためには、行動の記録、グラフ化、行動変化の測定に関する章の知識を実際に使ってみることが求められる。

 用語解説
 本書の最後に、行動変容法に関する重要用語の解説を付けた。各用語について、簡潔かつ正確な定義を示した。

第2版での新しい工夫

 上記の工夫に加えて、この第2版では以下のような新しい工夫も試みた。

 内容の再構成
 初版は28章だったが、第2版では25章に減らした。減らした3章分については、重複しないように関連する章の中でうまく説明するようにした。

 セクションの再構成
 基本原理に続く2つのセクションを再構成し、本書では、「新しい行動を形成する方法」と「望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす方法」とした。この再構成によって、内容の順序が良くなった。

 機能的アセスメントの章の充実
 機能的アセスメントに関する第13章では、問題行動のさまざまな機能についてより詳しく説明し、その方法についても詳述した。

 章末問題の工夫
 章末の練習問題では、選択肢、穴埋め、正誤、記述式など、答え方を多様な形にした。

 その他の工夫
 章末の「まとめ」は、章の初めの「学習のポイント」に示した質問に答える形で記載した。章末の練習問題では、問題ごとにその答えに関連した頁を明示した。正しい応用と間違った応用の練習問題の答えを本書から削除し、教師用手引の方に記載した。これによって、教師が授業中に学生の理解度を測れるようにした(訳注:翻訳に当たって、教師用手引は割愛した)。本書では、これまで専門用語が付けられていなかった事項についても、できるだけふさわしい名称を付けるようにした。たとえば、第2章の行動の記録では、リアルタイム記録とインターバル内頻度記録という名称を新しく採用した。その他、第4章の強化では、行動の多次元強化を加えた。また、第12章の行動的スキル訓練では、訓練後の般化を促進する方法について加筆した。第14章(分化強化)、第16章(先行子操作法)、第19章(般化の促進)では、初版から削除した章の内容を修正加筆した。第20章の自己管理法については、読者が実際に自己管理法をやってみることができるように、初版よりも前の章に移した。第21章の習慣逆転法では、習癖に関する新しい方法を加筆した。第25章の認知行動変容法では、受容関与療法を新たに加筆した。


訳者あとがき

 本書の原著はBehavior Modification: Principles and Procedures, 2nd editionであり、2001年に米国カリフォルニア州のWadsworth出版社より出版されたものです。著者のミルテンバーガー博士は、現在、米国ノース・ダコタ州立大学心理学部の教授を務められ、「行動療法とアセスメント」「入門・心理臨床の問題と実践」「発達障害と行動分析学」「行動変容法」「児童精神病理と治療」などの授業を担当されています。
 本書はもともと大学の教科書として執筆され、米国ではすでに高い評価を得ているものです。米国の大学の教科書は、学生の学習に役立つように内容が体系的に記述されているものが多く、それは学生だけでなく、そのテーマについて基本から応用まで知りたいと思っている一般の読者にとってもとても役立つものです。私たちが本書の翻訳を意図したのも、まさにそのためです。すなわち、行動変容法や応用行動分析学を体系的に学びたい人の役に立ってほしいからです。
 ただ懸念すべきことは、日本の大学で教科書として用いられているものとくらべページ数がとても多く、そのために価格も高くなることでした。私自身もそのことを心配しながら二瓶社の吉田三郎社長にお願いしたところ、自ら内容を吟味され、「たいへん有用な本なので、ページ数が多くても出版しましょう」との返事をいただきました。このようなページ数の多い専門書を出版することは、出版社にとってもたいへんなことと思いつつ、まず初めに出版の責任を負っていただいた二瓶社に感謝の意を表したいと思います。
 さて、行動変容法の有効性はすでに高く評価されています。しかし、わが国でそれを体系的に学ぶことのできる本は少ないのが現状です。私の知る限りで2冊しかありません。さまざまな対象や領域にその適用が広がっている現在では、本書のような教科書や参考書は10冊以上あるのが当然だと思っています。これは私たち日本の研究者の責任でもあります。私自身、学生や院生や専門職に役立つ体系的な参考書を執筆するのも私自身に課せられた仕事であると自覚しつつ、まだそれが果たせていません。このようなことを考えながら手にしたのがこの原著だったのです。本書の翻訳を決意するのに、時間はかかりませんでした。この領域で優れた業績を上げておられる野呂、渡部、大石各先生にお手伝いいただき、すぐに翻訳にとりかかりました。私自身で体系的な参考書を執筆するのは、後年に取っておくことにしました。
 私たちの願いは、本書が多くの学生、院生、関係の専門職の座右の書となり、多くの方に行動変容法の理論と実際が理解され、さまざまな領域でさまざまな人に適用され、多くの問題が解決されることです。翻訳という作業はマラソンに似ていると常々思っています。マラソンでの達成感は完走してゴールに飛び込んだときに得られるでしょうが、翻訳の達成感は訳了のときではなく、本書が多くの人に評価されることによって得られるものでしょう。私たちの翻訳行動が強化されることを願いつつ、本書を世に送り出します。

 最後になりましたが、ミルテンバーガー博士には、「日本語版への序」の執筆と、2004年5月にボストンで開催された第30回国際行動分析学会の会場で一緒に撮った写真の掲載を承諾いただいたことを感謝します。

  2005年2月18日    筑波山を望みながら

訳者を代表して  園 山 繁 樹













訳者紹介

園山繁樹 
そのやま しげき
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
博士(教育学)/臨床心理士、専門行動療法士、臨床発達心理士
担当:日本語版への序、序、第1章、第2章、第3章、第13章、第14章、第16章、第20章、第24章、用語解説、監訳
主著訳:「自閉性障害の理解と援助」(共編著 コレール社)、「行動障害の理解と援助」(共編著 コレール社)、「挑戦的行動と発達障害」(監訳 コレール社)、「挑戦的行動の先行子操作」(共訳 二瓶社)、「入門・問題行動の機能的アセスメントと介入」(単訳 二瓶社)

野呂文行 
のろ ふみゆき
筑波大学大学院人間総合科学研究科講師
博士(教育学)/臨床心理士、専門行動療法士
担当:第7章、第8章、第9章、第21章、第22章、第23章、第25章
主著訳:「入門・精神遅滞と発達障害」(単訳 二瓶社)、「理解と支援のための障害児教育」(分担 コレール社)、「自閉性障害の理解と援助」(分担 コレール社)、「行動障害の理解と援助」(分担 コレール社)、「特別支援教育における行動コンサルテーションの役割」(分担 学苑社)

渡部匡隆 
わたなべ まさたか
横浜国立大学教育人間科学部助教授
博士(心身障害学)/臨床心理士
担当:第10章、第11章、第12章、第15章、第19章
主訳書:「発達臨床心理学」(分担 コレール社)、「自閉性障害の理解と援助」(分担 コレール社)、「発達障害と人権」(共訳 二瓶社)、「発達障害に関する10の倫理的課題」(分担訳 二瓶社)、「自閉症・発達障害者の社会参加をめざして」(分担訳 二瓶社)

大石幸二 
おおいし こうじ
明星大学人文学部心理・教育学科(心理学専修)助教授
修士(教育学)/臨床心理士、臨床発達心理士
担当:第4章、第5章、第6章、第17章、第18章
主著訳:「特別支援教育を支える行動コンサルテーション」(共編著 学苑社)、「臨床発達心理学概説」(分担 ミネルヴァ書房)、「自閉症児の臨床と教育」(分担 田研出版)、「発達臨床心理学」(分担 コレール社)、「発達障害の理解と援助」(分担 コレール社)


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